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「無料化についての注意点」の記事一覧

無料化についての注意点

こんにちは
岡田です。
最近キングコングの西野さんの
絵本の無料化について
騒がれているようですね。

もういろんなところで
いろんな方がネタにしているので
今さらな感じもしますし、
こういうネタ的な投稿は
極力しないように
心がけているのですが
「岡田さんはどう思いますか?」
と同じ日に2人の方から
聞かれましたので
ちょっと心が動いてしまいました。

他に僕の意見を聞きたい人が
いるかどうかわかりませんが
一応書いてみたいと思います。
さて
キングコング西野さんの
絵本の無料化の話題とは
どういうことか
知らない人のために
説明しておきます。
説明いらないですか?
いや説明させてください。
というのはこういう
時代のネタ的なものは
何年かしてから読み返すと
何のことかわからなくなるので。
キングコングという
お笑い芸人コンビの一人、
西野亮廣さんが
「えんとつ町のプペル」
という絵本を出版されました。
この絵本は内容的に素晴らしい
と言われています。
絵本にしては珍しく
かなりの人数のスタッフさんが
チームを組んで作り上げた
作品みたいですね。
時代の流れに乗り
製作費をクラウドファンディングで
集めた事でも話題となった作品です。
初版3万部という絵本にしては
異例のスタートでしたが
発売3ヶ月で23万部の
ヒット作となりました。
(2017年1月現在)
著者の西野さん本人に
様々な感想が届く中で
とある小学生から
「2,000円は高い。自分で買えない。」
という声が届いたそうです。
『えんとつ町のプペル』
を子供にも届けたいのに、
「お金」という理由だけで
届けられない現実がある。
絵本を見たい、
絵本を届けたい
と双方が求めているのに、
それを実現できないのは
お金「なんか」が理由であること
そこに猛烈な気持ち悪さを
西野さんは覚えたそうです。
ご本人のブログの中では
お金が無い人には見せませーん
ってナンダ?糞ダセー。
(モノによっては、
そういうモノがあっても
いいのかもしれません)
と念押ししながらも
「お金の奴隷解放宣言」
と称し
「お金は払える人が払えば良い」
として
インターネット上で
「えんとつ町のプペル」
を全ページ無料化した結果・・・
またまた売上が伸びて
発行部数も増えました
というのが一連の話題の内容です。
詳細を書くとさらに長くなるので
これ以上の詳細は
ご本人のブログやTwitterで
確認してください。
なぜこれが話題になっているのか
その背景も説明しておかないと
いけませんね。
西野さんいわくご自身は
「空気を読めない人間」
らしいので
この件だけでなく
ブログやツイッターなどで
発言されることが
過去に何度も炎上騒ぎに
発展していて
今回も多数ある炎上ネタの
一つに過ぎないという
背景を知っておく必要があります。
さて、前置きが長くなりましたが
これらの背景を元に
絵本の無料化の話題について
僕の感想を申し上げますと
「美しくないなぁ。」
という言葉が一番
しっくりきます。
もともと炎上癖がある
西野さんは炎上するのを
ビジネスチャンスとして
捉えているようです。
要は反対意見があって
世間で叩かれていることは
世間に認知されていることだから
広めてもらっていることでもある
という考えです。
僕が読んだ西野さんの別の著書の中で
作家だったら
自分で作った作品が
子供であるなら
生み捨てるようなことはせずに
最後まで育てなきゃ!
(広く販売しなきゃ!)
と言った内容が
書かれていたと思います。
炎上だろうがなんだろうが
それをやることで
広まる(売れる)なら
炎上くらいは辞さない覚悟が
あるみたいです。
つまり最初から売るために
計算してやったということです。
著書やブログなどに
明確に記載されています。
さて

何がそんなに
炎上する原因に
なっているのでしょう?
世間の人の多くは
無料化して広く認知させる事が
悪いことだなんて
思っていないでしょう。
一般的に古くは食品売り場で
「試食」と呼ばれるものがあり
今ではインターネット上にある
様々なサービスやゲームなど
「無料」で使えるものが
ビジネス上では優位になっています。
無料化が戦略的であることなど
多くの人が知っています。
それが悪い事だ!
などと声を荒げる人は
いないでしょう。
それなのになぜ西野さんだけが
炎上するのでしょうか?
ここで今の時点で言われている事で
他の作品が有料で販売している中で
自分の作品だけネット上で
無料化にすることで
他のアーティストさんの作品も
無料で公開しないといけなくなり
安売りの連鎖が止まらなくなり
他のアーティストさんたちが
食べていけなくなる、
というのがありました。
まぁたしかにそうですが
僕はそれが原因で炎上するなら
理由としては弱い気がします。
西野さんを嫌いな人たちが
炎上させるきっかけとなる理由
としては十分なのか、と
その程度の根拠にしか
ならない気がします。
他の声で
絵本というのは
ネット上で見るようなものではなく
紙媒体で見るから良いのであって
「2,000円では買えない」
と言った子供が欲しかったのは
ネット上でのデータではなく
紙の絵本だから
ネットで無料公開しても
何の解決にもなっていない、
というのがありましたが
これは確かにそうかも!
と思いました。

僕も絵本をネットで見ても
何の価値も感じません。
これを言った人は
いたって落ち着いて
分析していると思いますが
周りが騒いで炎上してるのが
また興味深いですね。
僕はこの絵本が炎上商法で
売れようが売れなかろうが
西野さんが嫌われようが
好かれようがどっちでもいいです。

その一方で「売る方法」としては
つまり販売戦略戦術としては
とても興味深く眺めています。
日本でビジネスをするということは
資本主義という大前提をベースに
商売をしなければなりません。
それをしないということは
ルール違反になります。
法を犯していなければ
違法にはなりませんが
ルール違反として
人から揶揄されることは
大いにありえます。
さて僕の感想は先ほど、
「美しくない」
と書きましたが
それはどういうことなのか。
日本でビジネスをしていく上で
子供が2,000円の絵本が
高くて買えない、
絵本を届けたい人と
受け取りたい人がいるのに
お金という理由だけで
それができないことを
「糞だせー」「奴隷解放宣言」
と言った後、
自分の判断で無料で公開して、
買えない子供たちに
無料で見れるようにして
「払える人が払えばいい」
と一見、美談に聞こえる話に
持っていったことが
美しくないと言う事です。
この絵本を売る為の策略として
炎上商法に味をしめている西村さんが
今回もそれをやってのけただけの話。
決して美しい話ではないのです。
僕は炎上商法が悪いとは思いません。
無料で何かをするというのも
もはやマーケティングの世界では
普通過ぎて何のひねりもありません。
それを高くて買えない子供へ
無料化するという美談に
話をすり替えているように
見させてしまっているところ、
そしてそれだけではなく
この絵本の製作費を
クラウドファンディングという
資本主義ど真ん中を直球で
貫いているシステムを利用して
つまり資本主義ルールを
思いっきり利用して
お金を集めている傍らで
「お金なんか」とか
「糞ダセー」とか
「奴隷」とか
資本主義をベースにした
ルールを卑下した言い方を
しているところ、
さらに
そのクラウドファウンディングで
投資をしてくれている人たちに
何の許可もなく無断で
無料公開に踏み切ったところ
さらに
もし子供の話が本当であるなら
買えない小学生には
とてもいい話なのかもしれないが
逆になけなしのお小遣いを
はたいて購入している
小学生がいたら・・・?
その小学生が
この程度の絵本だったら
ネットで十分だったなと
後悔していたら・・・?
お金がなくて
買えなかった小学生が
とりあえず言ったもん勝ち的に
ラッキーをつかみ取り
西野さんのファンで
なけなしのお小遣いで
どうにか買ってくれた小学生が
もしいたとしたら?

お金を出して買ってくれた
1秒後に無料公開したら?
どっちが
「糞ダセー」
なんでしょう?
何度も言いますが
僕は炎上商法にしても
無料化戦略にしても
モノを売る為の
売名行為だろうが
なんだろうが
自分さえ耐えられるなら
どんな悪口を言われても
文字通り良いと思います。
しかし
自分の考え方と違う資本主義の
ルールに則った人たちを
結果としてバカにし、
クラウドファウンディングで
集めた支援者の声は無視し
炎上させることを計算に入れて
裏では売る為の戦略をもくろみ
お金のない子供のために
美談を装い、一方で
お金を出して買ってくれた
子供たちの存在を無視したことは
やはりそれは、やり方としては
「美しくない」
と僕の感想はそこにたどり着きます。
そこまで徹底して
売る為に何でもやるなら
投資してくれた支援者に
一旦お金をお返しし、
もしくは支援者全員の賛同を得てから
無料公開に踏み切ってもいいと思います。
さらに
すでに絵本を購入してくれた
人たちの中で
返金を希望される方
(ネットで公開されるなら
 購入しなかったであろう人)
その方たち全員に返金してこそ
「お金は払える人が払えばいい」
という意見が
「ごもっとも!」
となるのでないでしょうか?
しかし現実的に
すでに23万部も売れている
となると
それに該当する人たちを
全員見つける事は
不可能に近いです。
逆に言えば
「なんか騙された気分。
 だったら返金して欲しい。」
という人が何万人?何千人?
少なくても何百人いても
おかしくないと思います。
たとえ数百人だったとしても
そういう人たちの犠牲のうえに
成り立っている戦略(美談)など
微塵も美しくありません。
最初から製作費は自分で
用意した方が動きやすかっただろうし
無料化も途中からするのではなく
最初からしていれば
僕は販売戦略としては見事だなぁと
思った一件でした。
ちなみにこうやって
僕も含めて
いろんな人がブログで
書けば書くほど
彼の思うつぼということを
わかった上で書いてます。

なぜならこのブログを読むことで
また興味を湧く人がいるかも
しれないですから。
実は、この件に関しては
上記で表現しているほど
僕自身は感情的になれないので
正直どうでもいい話でも
あるにはあるのです。

ただ販売戦略で見た時に
コンサルタントとして
いろんな注意を促す上で
いい材料だなと思ったので
書いてみたのでした。
p.s.
僕は西野さんのことは
嫌いではありません。
20年くらい前に
新宿の焼き肉屋さんで
バッタリお会いして
お話をさせてもらう
機会がありました。
めちゃくちゃ好青年でした。
「会う」
ってすごいパワーがありますね。
焼き肉屋さんで会った時に
好青年だったから・・・
それ以外の明確な根拠などありませんが
お会いしただけで
好意的な方になってしまう
ものです。
ネットだけに頼るでのはなく
リアルに会うことで得られる
パワーを実体験して欲しいです。

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