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「カッコイイおばちゃん」の記事一覧

カッコイイおばちゃん

こんにちは
岡田です。

喫茶店泣かせの嫌なお客さんて
いますよね?

珈琲一杯でどんだけ粘るんだ?
そんな迷惑なお客さん。

そう。
他ならぬ僕のことです^^;

自分でも迷惑だろうなぁと
自覚してるものの
長居してしまうんです。

もちろん悪意はないのですが
仕事でお店を利用させてもらうと
10分、20分で席を立つことは
滅多にありません。

「だったらせめて、おかわりくらいすれば?」

と言われるかもしれません。

敢えて一言だけ言わせていただきます。

はい。すみません。
今度からそうします。

そんな喫茶店で僕が自分のことを
「ちっちぇー男だな」
と思えた出来事をシェアしたいと思います。

僕はその日も朝から喫茶店で
珈琲を一杯だけ注文して
パソコンをカシャカシャ打ちながら
一人の世界に入り込んでいました。

隣の席に、とある男女二人が座りました。
たぶん恋人同士だと思います。

その席は2人掛けのテーブルでした。
椅子が一脚ずつ向かい合って
置いてある狭いテーブル席です。

その恋人たちのテーブルの
隣の隣の隣の席から
1人のおばちゃんが近づいてきました。

ぱっと見た目は普通によくいる
おばちゃんで、年齢は恐らく55歳くらい。

服装はお世辞にもお洒落とは言えませんが
決して不潔ではない、
いわゆる普通な感じでした。

そのおばちゃんがカップルの
女性の方の肩をたたき
軽く耳元で囁きました。

僕は聞くともなしに
聞いてしまいました。

「私1人だけだから、あっちの席と
交換しましょうか?」

と。

あっちの席って?

そのカップルも、そして僕も
思わずおばちゃんが指さす方にある
席を見てしまいました。

そこは4人掛けのテーブル席でした。
4人掛けのテーブル席に
1人で座っているおばちゃんが
わざわざ自分の席と交換してあげる
と言いに来たのです。

隣の隣の隣の席という
遠くの席からわざわざ。

しかもその途中にある4人掛けの席に
座っている人が全員1人で座っていたのです。

そして僕も。

どこよりも近い隣の席にいる僕が
4人掛けのテーブル席を
1人で占領していたのです。

ウゲッ!
恥ずかしい。

電車でお年寄りに席を譲らない
ような恥ずかしさを覚えてしまいました。

お店のスタッフさんもすぐに
おばちゃんの水やおしぼりを
移動して対応しました。

そしてこのスタッフさんの気遣いもすごい。

4人掛けの席に1人で占領している
他ならぬ僕になるべく聞えないように
小さな声でそのおばちゃんに囁きました。

「お心遣い、ありがとうございます。」

と。

まさにお心遣いって連鎖するなぁと感じました。

マナーがないのは僕の方なのに
その僕に気を配る余裕。
す、す、すばらしい。

まるで他人事のように
思わず感心していました。

僕に恥ずかしい思いをさせないように
小さな声でそのおばちゃんに
感謝を伝えることができる、
これはなかなかできることではありません。

まぁ、しっかり聞こえちゃってましたけど・・・^^;
意図は感じ取れました。

そして僕はこのおばちゃんの
次の一言で完全ノックアウト
させられました。

席が変わって僕の隣に座った
そのおばちゃんは
僕にニコニコしながら
話しかけてきたのです。

「私はいいのよ。
 珈琲飲むだけだから。
 お仕事がんばって。」

【あなたはパソコンやノートを広げて
 仕事をしているんだから
 広い机が必要でしょ?
 席を変ってあげられないのは
 仕方ないことだから気にしちゃダメよ!】

たぶんそんな意味を含んでいるのかと。

ここまでやられると
どこまで人の心に入り込むんだ?
とただただ感心するばかり。

「してやられた感」が残りますが
なぜかすがすがしい惨敗でした。

このおばちゃん、
外見はお洒落ではなかったけど
やることなすことお洒落でカッコイイ。
内面がお洒落過ぎる。

こういうことを体験すると
日本人の察する能力というのは
本当にすごいなぁと。

未熟者の僕としては
ただただ勉強になるばかり。

どこまでもカッコイイ大人に
なれたらいいなと思えた出来事でした。

ビジネス書には、よく

嫌われることを恐れるな!
嫌われてもいい、
嫌われることがステータス
美談ではお腹いっぱいにならない
美談で家族は守れない
人から嫌われるくらい突き抜けたら
誰も何も文句を言わない・・・

などなどが書かれています。

正論かもしれません。
突き抜けたら確かに誰も
文句は言わないと思います。

でもそれは周りが文句を
言わないだけのことであって
決して心の底から沸き起こるような
「カッコ良さ」
とは少し違う気がします。

もちろん好き嫌いの問題なので
決して無理強いはしません。

でも少なくとも僕は
嫌われても成功できればいい!
そんな生き方はイヤだな。

目の前の利益にこだわると
視野が狭くなり
まさに狭い世界だけでしか
幸せを感じることができません。

たとえば

目の前にいる見込客を喜ばすために
自分の商品をなんとかして買ってもらう。
買ってくれたお客さんは確かに
自分の問題を解決できるので
喜ぶかもしれない。

でもそれによって、その商談時に
周囲にいた人が嫌な想いをしていたり、
そのお客さんの家族が不幸になったり、
誰かの犠牲によってその商談が
まとまっていたり・・・。

最近、企業では社会的責任のあり方として
CSRと呼ばれるものを掲げています。

それはそれで素晴らしいことですが
全く中身が伴っていない企業が
多いのも事実です。
目の前の利益だけを
どうしても追いかけてしまう。

このおばちゃんのように
自分のことだけでなく、
見知らぬカップルのこと、
お店の利益のこと、
マナーの悪い僕のことすら
全てを俯瞰して配慮ができる力、

そう、まさにこれは能力と
呼んでもいい「力」だと思いますが
その力を持っている人が

環境問題とか社会活動的なことを
提言しても「たしかにそうだ!」
と僕らは言わざるを得ません。

しかし残念ながら
僕を含めて「理念」「理念」と
口で言ってるだけで
中身の伴わない人が
いくらカッコつけても
まさに残念な人でしかありません。

僕はカッコいいおばちゃん・・・
じゃなかった^^;
カッコいいおじちゃんに
なろうと思います。

はじめの一歩として
喫茶店で長居するときは
せめて珈琲をおかわりすることから
始めたいと思います。

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