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儲ける脳のつくり方

空気読めない営業への対応

こんにちは。

岡田です。

 

先日とある携帯ショップに行きました。

携帯ショップに行く時って

どんな気持ちで行きますか?

 

僕は過去にたぶん10回以上は

行った事があると思いますが

そのほとんどが

ワクワクした気持ちではありません。

 

どちらかというと

「仕方なく」

行くことが多いです。

 

壊れたとか使えなくなったとか

不都合に気付いてしまったとか

自分だけではどうにも

解決できない問題が発生したために

行く事が殆どです。

 

僕だけでなく

携帯ショップに行く時に

「はぁ(溜息)。。。

 今日携帯ショップに行かなきゃ

 いけないんだよねー。」

とネガティブ感いっぱいに

話す人が僕の周りには多いです。

 

そして本来ワクワクするであろう

新機種への買い替えという

数少ない訪問時ですら

個人的にはあまりワクワクしません。

 

その原因の一つに

待ち時間の問題があります。

どんだけ待たせるんだよと。

 

決めつけて世の中を見ることは

よくないと思いつつも

携帯ショップにいるお客さんで

楽しそうにしている人を

あまり見たことがありません。

 

学生が入学祝いに

初めて携帯電話を買ってもらえる

その時期以外は

どちらかというと

店内はイライラしている人の方が

多くいるように感じます。

 

すみません。

偏見だったらホントすみません。

 

店員さんとお客さんとの会話も

 

「だからさぁーーーっ」

「じゃぁ我慢するしかないわけ?」

「さっきから何度も言ってるけど・・・」

「そんなこと契約する時に・・・」

「みんなそれで納得してるの?」

「安くなるって聞いたから替えたのに」

 

そんなニュアンスが散りばめられた

会話が否応なく耳に入ってきます。

 

これは僕がそう感じるというより

恐らく店員さんの方が

実感されてると思うのです。

 

「この仕事をうまくやるコツは

 お客さんをどれだけなだめられるか・・・」

 

そんな裏事情が聞こえてきそうです。

つまり怒られる事が前提であると。

 

「契約書に書いてあるじゃん。

 ちゃんと読めよ!」

「売る時に全部を説明するなんて

 できるわけないじゃん。」

「しらねーよ。

 私が売ったんじゃないし。」

「嫌なら解約すればいいじゃん。

 違約金かかるけど。」

 

そんな声にならない店員さんの不満を

肌で感じることができる店内は

ギスギスと音が聞こえてきそうです。

 

お客さんにとっても

店員さんにとっても

当然居心地がよくありません。

 

そんな空間に居心地の良さを

演出するために

テレビを置いたり、

お茶や珈琲の無料サービスがあったり

雑誌が置いてあったり

子供の遊び場まで

設けてあるお店もあります。

 

そのサービス自体は否定しませんが

僕の心の声は
どこかの国会議員さんみたいに

「そうじゃないっ!」

「ちーがーうーだーろーっ」

と叫んでいます。

 

さて、

ご存知のように携帯ショップというのは

携帯キャリア(docomo、au、softbank)が

直営で運営している店は殆どありません。

 

地元の企業がdocomoやau、

softbankの看板を掲げて

運営していることが多いです。

 

だから携帯キャリアの根本的な問題を

その地元企業が解決することが

なかなかできないのが現状です。

 

だからと言ってお客さんには

そんなこと関係ありません。

そこの企業努力を怠っていい

理由にはなりません。

 

その一方で

 

携帯ショップという業態が

そんな過酷な状況でも

それを運営する企業は

企業である以上

利益を出していかなければなりません。

 

イライラを前提に訪問しているお客さんが

長い間待たされて

さらにイライラが増している、

そんな状況の中で

何かしら利益を出さなければならないのです。

 

僕が店に行った時、

「去年まで学生やってました!」

といった若い子がカタログを持って

片っ端からお客さんに

声をかけていました。

 

恐らく待ち時間を利用して

何かを買ってください

という営業活動です。

 

その新人さんの後ろには

お局的な存在の先輩が

怖い目で新人さんの

営業活動を見張っています。

 

あ、いや、

温かい目で営業活動を

見守っています。

 

イライラしている僕の所にも

順番が回ってきました。

僕は思わず

「おいおい、チャレンジャーだな」

と心の中でつぶやきました。

 

新人の彼女は上司が後ろにいるので

逃げられません。

やるしかないのです。

 

僕は無視したら楽だよなぁとも思い

聞こえないふりでもするか
それとも

適当に首だけ振り続けようか

それとも
若い子が頑張ってることだし

話を丁寧に聞いてあげようか

色々と悩みました。

 

実際悩んだのは1秒くらいだと思いますが。

 

もしそういった状況に居合わせたら

どうされますか?

 

もちろん正解はありません。

ご自分だったらどうするかを

ちょっと考えてみてください。

 

僕が1秒後に出した答えは

「迷惑そうに聞く」

です。

 

彼女を無視したり

その場から離れたり

瞬時にシャットアウトするのが

たぶん僕にとっては一番ラクです。

そうすることが彼女やその会社にとって

いいことなのかもしれません。

 

この状況じゃ何言われても買わねーよ!

としっかり伝えることも

重要な役割だと思います。

それがお客さんの本音なのですから。

 

でも営業活動それ自体を

切り取って考えると

決して悪い事ではありません。

 

シャットアウトすることは

僕にとっても可能性を

閉ざすことでもあります。

 

何かを売ろうとする環境が

彼女にとっても

お客さんである僕にとっても

あまり芳しくないという状況なだけです。

 

僕は小さい頃から母親に

「人に迷惑をかけてはいけない」

と育てられてきました。

 

だからと言って

僕は過去に人に迷惑を

かけたことが一度もなかったか?

と問われれば

その答えはもちろんノーです。

 

むしろたくさん迷惑をかけてきました。

親の教育とは裏腹に

現実にはたくさんの人に

迷惑をかけて生きてきました。

 

そしてそれは僕だけではなく

世の中にいる全員が誰かに迷惑をかけて

今があると言ってもいいと思うのです。

 

もちろん親が教えてくれた

「人に迷惑をかけてはいけない」

という教育方針は今でも

その通りだと思います。

 

話を戻しまして

その若い子が不安そうに

僕に何かを売ろうとしてきたのを見て

 

「迷惑だな!やだな!」

 

と感じた瞬間に

母親の言葉と

僕も迷惑をかけて育ってきた

そんないろんな出来事を

思い出したのです。

 

「あれ?お互い様なんじゃないの?」

 

急にそんな言葉が降ってきました。

 

人に迷惑をかけてでも

したくないことであっても

嫌なことであっても

やらなきゃいけない環境がそこにあるなら

その人はきっと人生の「嫌な部分」としての

経験を積むことになるでしょう。

 

僕もたくさんあったし

やった記憶がある。

 

そのたびに迷惑かけてきたけど

その積み重ねで今がある。

 

そう考えると

命を取られるわけじゃない

全財産を奪われるわけじゃない

その程度のことなら

それに付き合ってあげるのが

人生の先輩としての役割なのかも・・・と。

 

人生の諸先輩たちが

僕がしてきた迷惑に

付き合ってくれたように。

 

でもその時の先輩たちは

僕に怒ってくれました。

思いっきり迷惑そうな顔をしてくれました。

 

このクソガキ!

わかんねーのかよ!

 

と顔に書いてありました。

 

そうやって何が迷惑で

何をしちゃいけなくて

逆に何をしたら人は喜ぶのかを

いろんな角度から教えてくれました。

 

迷惑なものは迷惑であると

言葉や態度で教えること

社内の先輩ではなく世間の先輩が教えること

それが日本という大きな家族の一員である

その役割を担っている気がしたのです。

 

いきなり犯罪者扱いしたり

警察沙汰にしたり

法律で強制的に攻撃したりすることも

やろうと思えばできます。

 

そうすることで自分にとっては

平穏無事な生活が

確保されるのかもしれません。

 

でもそれを今僕がしたら

ゆくゆく自分の子供たちも

世間からそうされる気がしてならないのです。

そんな世知辛い世の中が

本当に住みやすいのかな?

生きやすいのかな?

 

自分の子供が一瞬のちょっとした

失敗によって命取りになる

どの大人も誰も許してくれない、

そんな後世を作っていきたいのかな?

と。

 

自分の家族ではないし

知らないどこかの若者だからと言って

一瞬の許しも与えず

法律で

「はい!今嘘ついたね!それ詐欺行為だよ。」

「それ、不法侵入にあたるよ。」

「迷惑防止条例違反だよ。」

 

と言って追いつめて

自分だけは誰にも迷惑を

かけてもらいたくない

そんな風潮を作りながら

 

一方で

「昔に比べて世間の付き合いが薄く
 世知辛い世の中になった」

ことに嘆いているなんて

どこか矛盾してる気がするのです。

 

だからと言って

迷惑であることも伝えないと

それは声が届いたことにはならないし

その子にとっても

会社にとっても

いいことのように思えないのです。

 

何より迷惑に感じたのに

ニコニコしながら

「そんなすごい商品なら

 ちょっと検討しようかな」

と言えるほど僕の器は

大きくありません。

 

だらだらと書きましたが

僕は長いようで短い1秒ほどの間で

そんな結論に至ったので

「迷惑そうに聞いてあげる」

という選択肢を選んでみました。

 

もちろん買いませんでした。

感情的にはやはり最後まで

「全然欲しくねー」

でしたし、もしかしたら最初から

「欲しくなってたまるか!」

と決めつけていたかもしれません。

 

イライラした待ち時間を

さらにイライラさせられて

僕にとってもその会社にとっても

お互い何の経済的な利益は

もたらされませんでしたが

 

それでもその若者にとっては

何年後かに良い経験になった

と言ってもらえることを

信じるしかありません。

 

古臭い考えかもしれませんが

若者は

チャンスは与えられるべきだし

そのチャンスは活かすべきだし

経験すべきだと思います。

 

 

営業活動を散々してきた身として

勝手に言いたいことを

言わせてもらえるなら

もし営業活動を

してくる若者がいたら

迷惑そうでもかまわないので

そのチャンスだけは

与えてあげて欲しいと

思ったりするのです。

 

もちろん欲しくなければ

買わなくていいですし

むしろ買ってはいけません。

 

明らかにひどい商品だな、

それ、許されないだろ?

というような行為でも

もしご自分に余裕があるなら

ちょっとだけ厳しく

付き合って上げて欲しいのです。

 

それはゆくゆく自分にも

返ってきますし

自分に返ってこなくても

子孫に返ってくるでしょう。

 

弾劾するのではなく

厳しく接する

 

排除するのではなく

対峙する

 

そうすることで

長い目で見て

乾いた世の中には

ならないような気がするのです。

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